濱田 安重
Yasushige Hamada
経歴
2015
三井のリハウス
枚方センターに配属
2021
三井のリハウス
千里中央センターに異動
入社を決めた理由
人のために、
最後まで責任を持って
やり抜きたい
大学時代の4年間は、陸上に打ち込んでいました。私の出身大学はインターハイ出場経験者が集まる強豪校。選手として誰にも負けたくないと一生懸命に練習に打ち込む一方で、自分だけでなくチームが更に良い成績を残すために貢献できることはないかと考えていました。そこで、大会運営やOB・OGの窓口として交渉ごとを行う「主務」ならば、選手として活躍しながら主将とともにみんなを引っ張り、チームの役に立てると思い主務に立候補。最初は、みんながついてきてくれるだろうか…そんな不安もありましたが、主務の仕事を何とか成し遂げ、引退を迎えたとき、「安重ありがとう。お前が主務で良かったよ」とチームメンバー全員が握手してくれたのです。リーダーシップを取れずに悩んだこともありましたが、チームのために役立ちたいという意志を最後まで貫いて良かったという思いとみんなの気持ちが嬉しくて、目頭が熱くなりました。
就職活動では、そんな陸上部の主務の経験から、「人の役に立ち、感謝される仕事に就きたい」と考え、お客さまの人生に関わる金融業界や不動産業界を志望。そのうちの一社が当社でした。ところが、当社の面接の場で厳しい言葉を受けたのです。「濵田くんは陸上部の主務の話をしているときはキラキラしているけど、当社を志望する理由が分からないんだよね」と。正直、ショックでした。自己分析し、学生時代に力を入れたことをアピールしたつもりでしたが、なぜ、自分のやりたいことが当社の不動産仲介営業で実現できるのか、まだまだ考え切れていないことに気付かされたのです。その場では落ち込みましたが、自分としっかり向き合ってくれた社員の気持ちに心を打たれて、この人たちと一緒に仕事をしたいと強く惹かれました。そして、なぜ自分は不動産仲介営業をやりたいのか、なぜ三井不動産リアルティなのかをもう一度、考え抜きました。その結果、私は『目の前の人の役に立つために、最後までとことんやり抜くこと』を仕事にしたいと改めて気づくことができたのです。
不動産仲介営業は、人生に何度とない大切なご決断をされるお客さまに家族のように寄り添い、営業担当としてお客さまから感謝いただける仕事です。まさに自分のやりたいことだと確信しました。そして、不動産仲介事業の売買仲介取扱件数で35年連続全国No.1の当社なら、理想の暮らしを夢見る、より多くのお客さまに貢献できると考え、入社を決めたのです。
心に残っている仕事
お客さまの人生に触れ、
本気で向き合う責任
「実は契約を解除しようか迷っているんです」お客さまから思いもよらぬ一言を頂いたのは、マンション購入のご契約後のことでした。私は驚きながらも、よほどの事情があるのではないかと察しました。詳しくお話をお伺いすると、もともと身体の弱かったお子さまが動物アレルギーを発症されたとのこと。ご購入予定の物件は、以前にお住まいだった方が猫を飼っていたため、「医師から、物件を考え直したほうが良いのではないかと言われました。濵田さん、どうしましょう」と大変お困りのご様子でした。ご契約後にアレルギーが発症した特別な事情とは言え、お客さまとの会話からお子さまのお身体のことを詳しくお聞きし、早い段階でお身体の変化なども想定しながら、対応できたのではないか…。そんなことを考え、自分の詰めの甘さを悔やみました。
この物件は、お客さまがやっと見つけた理想の物件でした。夏の暑い時期にご一緒に何十件も見て回り、ようやく理想の物件に巡り合えたときに「ここでなら思い描いていた暮らしができそうだね」とご家族で嬉しそうにお話しされていたときの姿が頭に浮かびました。何とか解決策を見つけて差し上げたい!と思った私は、迷わず「私に任せてください」とお伝えしました。
そして、先輩や上司に相談しながら、どうすればアレルギーを起こす危険性を低減できるのか。あらゆるリフォーム会社、ハウスクリーニング会社に問い合わせ、通常よりもレベルの高いハウスクリーニングがあることを探し当てました。そこからは、過去の事例を徹底的に調べて各社と交渉。「実際のコーティングと同じ施工を試してくれませんか」と検証を何度も重ねてもらい、ようやくお子さまが安心して暮らせる結果を示すことができました。また、ご予算より費用はかかるものの高レベルのクリーニングを施すことで物件の価値が高まることなどをご説明し、最終的に当初からご希望だった物件の購入をご決断いただいたのです。「濵田さんにいろいろとやっていただいたおかげで安心しました。これからの生活が楽しみです。ありがとうございました」と言っていただけた時は胸が熱くなりました。若手の私でも、お客さまの“将来”を任せていただき、ご家族全員が幸せに暮らしていくための一助になれたのだと。その仕事のことは今でも心に残っていますし、お客さまと本気で向き合う営業担当になるための大切な糧となっています。
未来について思うこと
「ハマちゃん」と
呼ばれる信頼関係、
さらにその先へ
「まだまだ勉強やなぁ」。入社5年目となる今も、心の中でそうつぶやく自分がいます。入社以来、物件の購入から売却までさまざまな仲介に携わらせていただき、少しずつ自分の成長を感じることができるようになってきました。しかし、周りにいる先輩や上司と比べると、経験や知識の面ではまだまだ。プロとしてさらに高いレベルを目指さなければと感じています。不動産仲介営業は、お客さまの想いを汲み取り、それに応えるご提案が求められるため、高い洞察力や提案力が必要です。さらに、税金や相続、エリアの相場に関する専門知識があると、お客さまと初めてお会いするときに多くの情報を提供できるようになり、「この人ならば安心して任せられる」とお客さまから厚い信頼を頂けます。
幸いにも、そうした力を身につけていくうえでお手本が私のすぐ近くにいます。それは現在の上司である所長。その洞察力には驚かされるばかりで、私が「こんなお客さまにこの物件をご案内しようと思いますが、いかがですか?」と相談すると、そのお客さまに直接お会いしていないにも関わらず、「そのお客さまはこういう感じの方やろ?」とぴったりと当てられるのです。そのうえ「ここを重要視されて、こんな質問をされるはずだから準備しておきなさい」というアドバイスが非常に的確で、《この人どんな経験を積んできたんや!》と怖くなるぐらい(笑)。所長は常々「この仕事はお客さまの信頼を勝ち得ることがまずは何よりも重要だ」と言うのですが、お客さまの考えを察し、一歩先を読んで対応しようとする姿勢を間近で見て、その言葉の意味を肌で感じています。
そんな所長のもと、営業として大切なことを日々学んでいるからこそ、私も段々とお客さまと信頼関係を築けるようになってきたのだと思います。最近ではお客さまから、「ハマちゃん」と親しみを込めて呼んでいただけるようになったり、私を頼って相談していただけるようになりました。責任は大きいですが、お客さまからの期待はモチベーションに繋がりますし、今とても充実しています。今後どこに異動しても、この枚方センターで所長に教えていただいた“お客さまに対してとことん誠実に寄り添うスタンス”は貫いていきたいですし、お客さまと信頼関係を築く力をもっと高めていかなければならないと感じています。ハマちゃんと呼ばれる信頼の、さらにその先を目指して、私が入社時から思い描いていた「お客さまに必要とされ感謝される」存在へ成長し続けたいと思っています。
OPEN
MOTIVATION
GRAPH
モチベーショングラフ
お客さまからの言葉が、
何よりの
励みにつながる
SCHEDULE
1日のスケジュール
9:00 | 出社 |
---|---|
9:30 | 案内準備・訪問準備 |
10:30 | 査定書作成 |
11:30 | 重要事項説明書の事前作成 |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 買主さまのご案内 |
15:00 | 売主さま訪問 |
17:00 | 顧客管理システムで当日の案内登録や お客さまの進捗状況の入力 |
17:30 | 電話・メールにて買主さまへの物件紹介 |
18:00 | ユニットミーティング |
19:00 | 退社 |
PRIVATE
プライベートについて
最近始めたのはゴルフ。
岩盤浴も良いリフレッシュに
仕事では不動産仲介のプロになるために走り続けていますが、プライベートではあまり走っていません(笑)。最近始めたことでいうとゴルフでしょうか。社内でもやっている人が多く、陸上部時代の友達とも一緒にラウンドを回る事もあります。早くスコアが100を切れるようになるのが目標です。休日は同期と出かけることも多いですが、一人で行く岩盤浴も良いリフレッシュになっていますね。大量に汗をかくことでデトックス効果もあり、心身ともにスッキリします。
濱田 安重
リテール事業本部
関西営業一部
三井のリハウス 千里中央センター
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