#3事業について
「三井のリパーク」をはじめとする
駐車場・駐輪場への土地活用提案とカーシェアリング事業
#1
シェアリング事業
#2
これまで
お客さまの「住まい」に関するご相談をいただく中で、バブル崩壊による土地の価格低下を発端に「土地の活用」についてのご相談も多くなりました。なんとか不動産資産を有効に活用できる方法はないだろうか。多くの土地オーナーさまが共通のお悩みを抱えていました。一方、当時の日本では路上駐車に起因する交通事故が多発。大きな社会問題となっていました。土地活用需要の高まりと路上駐車。自分たちにできることはないか。三井のリハウスの現場で、お客さまの声を聞いていた営業社員たちが起点となり、ベンチャーマインドをもって生まれたサービスが「三井のリパーク」でした。お客さまの大切な土地を有効活用することで、土地オーナーさまはもちろん、ご利用者さまや近隣住民さま、さらに社会に対して大きな役割を担うサービスとして今後も成長を続けていきます。
三井のリパークでは多種多様な駐車場形態やサービスメニューをご用意しています。
投資のリスクが低く、安定収入を得られ、短期から中・長期まで柔軟に対応できる、時間貸駐車場。駐車場の設計・施工から運営管理まで、すべて私たちが対応。駐車場機器・設備費用はもちろん、ランニングコストもかかりません。
再開発事業、オフィスビル駐車場、公共駐車場、来客用駐車場、立体駐車場など、様々な施設型駐車場も三井のリパークのサービスになります。「もっと利便性をアップさせたい。」「もっとキレイに保ちたい。」「もっと顧客満足度を向上させたい。」といったお悩みに対し、豊富な管理実績に基づくベストな解決策をご提案しています。
土地の場所や形状によっては、駐車場よりも自転車駐輪場の方が効率よく活用できることもあります。一括借上システムのためリスクが低く、駐輪場の設計・施工から運営管理まですべて私たちが対応。機器や設備費用はもちろん、ランニングコストもかかりません。また、放置自転車を減らし、街の美観向上という地域貢献も叶えています。
すべてお任せの「一括借上システム」と、運営管理業務を代行する「管理受託システム」。ご要望に合わせた2つの運営形態で、月極駐車場オーナーさまの負担を軽減し、収益アップを実現。土地や周辺環境に合わせることはもちろん、時間貸と月極を組み合わせるなど最適なプランをご提案します。一般テナントはもちろん、中古車販売会社やレンタカー会社、大手ディーラー、一般企業等、大口テナントの獲得にも多くの実績があります。
#3
これから
シェアリング事業は社会インフラとしての責任を担う事業です。ただ「駐車する場所を提供する」というだけではなく、社会全体に対して貢献できるサービスへと進化していく必要があると考えています。その実現に向けて、私たちは「安心・安全」「先進性」「環境配慮」「災害支援」という4つのコンセプトを大切にした事業運営を行っています。
安心・安全
先進性
環境配慮
災害時支援
シェアリング事業では、新しい試みにも積極的にチャレンジしています。例えば、Wi-Fiをはじめとした通信環境の整備、キャッシュレス決済の導入を行い、ご利用者さまによりスムーズで快適にご利用いただける駐車場としています。また、災害時に避難所として活用いただける駐車場や事前に予約できる駐車場など、社会貢献や利便性を叶えることができる駐車場の設置も進めています。
自動車を所有しない時代の流れに沿い、カーシェアリング事業にも取り組んでいます。土地の活用方法としては、自動車のみならず、「Amazon Hub ロッカー」の設置なども行っており、今後も、不動産の総合的なノウハウを持つ当社ならではのサービスを強化・充実させ、ただクルマを停めるだけの場所ではなく、さらなる価値をもたらすものへと、駐車場を進化させていきたいと考えています。
カーシェアリング(三井のカーシェアーズ)
国内外のさまざまなメーカーのコンパクトカー、SUV、ミニバンなど、40種類(※)を超える幅広い車種からシーンに合わせたご利用が可能となっています。憧れの輸入車や人気のスポーツカーもラインアップしており、ただの交通手段として車に乗るのではなく、ドライブする楽しさを実感いただきたいと考えています。24時間いつでも、お好きなクルマを手軽におトクにご利用できます。(※)2023年10月現在
土地活用サービス(ALZO)
さまざまな立地や面積・形状の土地の所有者さまの活用ニーズにお応えするため、最適な有効活用事業者(当社提携のコンビニや飲食店、スーパー、スポーツジム等)をご紹介するサービスとして、2021年8月に誕生しました。事業者からの提案内容のご報告、提案面談、交渉から契約まで、土地所有者さまへの総合的なサポートやアドバイス(賃貸仲介)により、安心・安全な取引を実現します。
空いている土地や店舗、ビルなどの空いているスペースを有効活用したい方と、外出先などで確実に車を駐めたいドライバーの方をマッチングする事前予約駐車場サービスです。貸す人も、使う人も嬉しい。パソコンやスマートフォンなどで簡単に事前予約ができる新しい駐車場サービスです。
万一の災害時に駐車場がある地域の皆さまのお役に立てるよう、「組立式簡易テント」や「簡易トイレ」などの災害時支援設備を設置した「災害時支援駐車場」を全国各地に開設しています。
2019年10月より、「三井のリパーク」駐車場内の空きスペースの有効活用と駐車場がある地域の皆さまの 利便性向上を目指して、Amazon.co.jp で購入した商品の受け取りが可能な「Amazon Hub ロッカー」の設置場所をアマゾンジャパン合同会社に提供しています。
「CYCLE BOX」は、1台あたり幅700mm、奥行き1150mm、高さ2000mmのボックス型の駐輪場です。ボックスの内部に取り付けられたフックに自転車の前輪をかけて駐輪し、自転車のほかヘルメットや着替えなどの小物もあわせて収納可能です。各ボックスは、申し込み時に発行されるICカードで開錠管理することに加えて、事業地内には防犯カメラが設置されており、盗難はもちろんのこと、いたずらをされる心配もなく、安心して駐輪することができます。
2019年3月に、赤十字災害支援寄付つき自動販売機の設置に関する協定を締結。本協定は、コカ・コーラボトラー各社が「三井のリパーク」駐車場に設置する赤十字災害支援寄付つき自動販売機から、当社が得られる収益の一部を日赤に寄付するものです。日赤が特定の企業・団体と協働した支援自販機の設置台数としては過去最大規模(2019年3月当時)となります。
当社は環境配慮の観点から、電気自動車(EV)普及に向け公共団体と協定の締結や、EV充電器の設置など、積極的にEV充電インフラ設備を整えてきました。 そのような取り組みが東京都に評価され、CO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」の実現に向け、「ZEV充電拡大インフラミーティング」への参加を要請されました。
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