「三井のリハウス」ブランドで展開する不動産流通事業において、
フランチャイズ制度による事業運営から、直営体制へ完全移行
～“より質の高いサービスを”、全国直営仲介店舗数は279店舗へ～

三井不動産リアルティ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：山代裕彦）は、「三井のリハウス」ブランドで展開する不動産流通業において、フランチャイズ会社を完全子会社化するなど、三井式フランチャイズシステムとして各エリアで展開するフランチャイズ制度による事業運営から直営体制への移行を進めてまいりましたが、本年4月1日をもって、直営体制による事業運営に完全移行したことをお知らせいたします。なお、このたびの移行により、全国直営仲介店舗数は259店舗から279店舗（平成30年4月1日時点）となりました。

当社は1977年に、不動産流通業界の近代化を推し進めるため、地元有力不動産会社と共同出資で設立したリハウス会社が当社とフランチャイズ契約を結び「三井のリハウス」ブランドで不動産仲介営業を行う「三井式フランチャイズシステム」を導入しました。このシステムは、当時の不動産流通業界に大きな反響を呼び、以降、不動産流通市場の整備ならびに事業の拡大を進めてまいりました。

昨今、社会の状況は、ＩＣＴ活用の普及やグローバル化などかつてないスピードで変化しています。そして、お客さまのニーズは高度化、複雑化、多様化しており、質の高いサービスと対応が求められる時代となりました。当社が今後も不動産流通業界の発展に寄与していくためには、変化のスピードにグループ一体となって対応し、お客さまが求める先進的・高質的なサービスを加速して提供していくことが必要と考え、直営体制による事業運営に移行することにいたしました。

当社は、今後もフランチャイジー会社の株主であった会社とはパートナーとして協力していくとともに、不動産に関わる多様なニーズに応える付加価値の高いサービスを提供してまいります。

三井不動産リアルティグループ（平成30年4月1日時点）

直営化までの主な変遷