ユニバーサルデザインの環境配慮・地域貢献型駐車場
京都タワー近くに「三井のリパーク」モデル事業地を開設
～利用者と地域住人、環境にやさしい駐車場を目指し、各種設備を充実～

三井不動産リアルティ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：山代裕彦）は、「三井のリパーク」京都タワー東駐車場を、環境配慮・地域貢献型駐車場のモデル事業地として、10月7日（金）に開設したことを発表します。

当駐車場は、京都の玄関口「京都駅」とランドマーク「京都タワー」に近接しており、国内外問わず様々な方の利用が想定されます。そこで「三井のリパーク」では、「安心・安全」「先進性」「環境配慮」の3点を主な軸に、当駐車場の設計を行いました。

「安心・安全」の面では、利用者にやさしい駐車場を目指し、今回初導入のユニバーサルデザインＷｉ‐Ｆｉ自動販売機や、通常よりも幅が広く駐車しやすい「おもいやり車室」（2車室）、点字対応近隣観光マップ、ユニバーサルベンチなどを設置し、お子さまやシニア、車いすの方にも使いやすい駐車場環境を整えました。

「先進性」においては、国内外の観光客に便利な設備として、京都タワーや周辺の観光情報を配信するデジタルサイネージと、無料で1日最大240分間使用できるＷｉ‐Ｆｉ機能つき自動販売機を導入しました。本自動販売機は、多言語翻訳機能も有しており、利用者が自分の携帯端末でＱＲコードを読み取るとユーザー端末の言語設定を認識し、駐車場の利用方法などを翻訳して表示することも可能です。

また、「環境配慮」の面では、排気ガスの流出を防ぐパネルの設置に加えて、遮熱塗装を敷地の一部に施すことで路面温度の上昇を抑制し、ヒートアイランド現象の緩和を図ります。さらに、京都の景観保護に配慮し、駐車場のテーマカラーにはエンジ色を採用、料金看板や自動販売機に桜の花をデザインしました。排ガスパネルには竹垣のイメージを施し、京都らしい和を感じさせるデザインに仕上げています。

当社は、「安心・安全」「先進性」「環境配慮」「災害支援」の4つのキーワードを軸とした駐車場づくりをすすめており、環境配慮型や非常時対応型、地域貢献型など、「社会インフラ」としての機能にこだわった駐車場を全国各地に導入しています。今後も、駐車場を通じた社会貢献、地域貢献に努めてまいります。

導入設備概要

安心・安全

• 歩行困難者用駐車場利用証がない方でも先着順で駐車していただけます。

先進性

環境配慮

事業地概要