東北エリア初!災害時に一時避難施設としても利用可能!
仙台市青葉区に「三井のリパーク」非常時対応型駐車場を開設
~業界初の「組立式簡易テント」や「かまどベンチ」など、災害時の各種支援設備を導入~
2016年8月4日
三井不動産リアルティ株式会社
三井不動産リアルティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山代裕彦)は、現在稼働中の「三井のリパーク」仙台広瀬通第2駐車場について、災害時に対応した各種支援設備を導入し、8月4日(木)に非常時対応型駐車場のモデル事業地として新たに開設したことを発表します。
仙台市では、2011年に東日本大震災を経験して以降、防災への関心が一層高まり、行政としても様々な取り組みを行っています。当社はこれまで、環境配慮型や非常時対応型など、「社会インフラ」としての機能にこだわった駐車場づくりを全国各地で進めてまいりましたが、東北エリアにおいても、駐車場を災害時の支援拠点として提供することで地域貢献したいという思いから、このたび仙台市の中心に位置する「三井のリパーク」駐車場でモデル事業地を開設することといたしました。
新たに開設した「三井のリパーク」仙台広瀬通第2駐車場では、災害時支援設備として、災害時や停電時にも機能する「ソーラーLED街路灯」や、Wi-Fiなどの各種ICTサービスや災害救援機能を備えた「高機能自動販売機」を設置するほか、業界初となる「組立式簡易テント」及び「簡易プライベートテント」、「脱着式バリカー」、「かまどベンチ」を新たに導入しました。駐車場内にあらかじめ、災害時の一時避難や救護活動を想定した各種設備を整えることで、今年4月の熊本地震の際にも課題となった「車中泊避難」対策にも貢献できる、新しいスタイルの駐車場が誕生しました。
三井不動産リアルティは、今後も駐車場事業「三井のリパーク」を通じて、駐車場の利用者だけでなく、地域の皆さまにも貢献できる駐車場づくりに努めてまいります。
導入設備概要
災害支援
組立式簡易テント及び簡易プライベートテント(業界初) | 災害時の負傷者手当てや一時的な休憩などを想定した組立式のテント、及び簡易的な更衣室や個室トイレのスペースとして利用できる簡易プライベートテントを配置しました。 |
---|---|
脱着式バリカー(業界初) | 緊急時に取り外し可能なバリカーを標準装備しています。通常時は場内に入庫できない大型車も入れることができ、例えば救護活動など災害対策拠点としての活用も可能となります。 |
かまどベンチ(業界初) | ベンチ内部に収納されたかまどで、災害時の防寒、炊き出しなどが可能です。通常はベンチとして運用可能です。 |
ソーラーLED街路灯(非常用電源・AED付):1基 | 日照時にソ-ラーパネルで太陽光による発電を行い、蓄電された電力で夜間にLED照明を点灯、災害時や停電時にも機能します。また、停電時の非常用電源として、防水コンセント2口(最大120w)が用意されており、携帯電話の充電やラジオなどにも利用できます。 |
AED(自動体外式除細動器):1基 | ソーラーLED 街路灯足元のキャビネットにAED(自動体外式除細動器)を設置しています。ソーラーLED内に温度管理可能なボックスを備えることにより屋外設置が可能となりました。 |
高機能自動販売機:1台 |
|
- 8月末頃整備予定
先進性
パイロン型P看板(デジタルサイネージ付):1基 | 入口に設置するP型看板に、デジタルサイネージパネルを搭載しました。環境保全に関する情報や当社の取り組みについて紹介していく予定です。 |
---|
環境配慮
排ガス対策デザインパネル | 駐車場の外周部に、車両のマフラーの高さをカバーするパネルを設置し、歩行者、隣接地へ直接的に排気ガスが流出するのを防ぎます。 |
---|
事業地概要
事業地名 | 「三井のリパーク」仙台広瀬通第2駐車場 |
---|---|
所在地 | 宮城県仙台市青葉区国分町1丁目7番16号 |
近接駅 | 仙台市地下鉄南北線「広瀬通」駅西4出口から徒歩6分 |
開設日 | 2016月8月4日 |
台数 | 時間貸40台・月極4台 |
利用料金 | (2016年8月4日時点) <通常料金>全日 30分200円 <最大料金>入庫後8時間以内 最大1,000円 |
本件に関するお問い合わせ
三井不動産リアルティ株式会社
企画部広報グループ
TEL:03(6758)4062