機械式無人IC定期券販売機・入出ゲート機器を装備した駐輪場システムを開発
「三井のリパーク」無人月極め駐輪場の展開を開始
~コンパクトな土地でも展開可!駅前の迷惑駐輪、放置自転車問題に対応~
2016年7月28日
三井不動産リアルティ株式会社
三井不動産リアルティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山代裕彦)は、「三井のリパーク」ブランドにて展開している駐輪場事業において、機械式の無人IC定期券販売機を備えた駐輪場システムを開発し、本システムを利用した無人月極め駐輪場事業を全国にて展開していくことをお知らせいたします。
導入の背景
昨今、健康志向の高まりなどにより、自転車通勤・通学がブームとなっています。一方で、駐輪規制の強化や駅前開発などによる遊休地の減少で、駅前周辺の駐輪場が慢性的に不足しているケースも多く、迷惑駐輪、放置自転車などが近年、社会問題となっています。 今回、三井のリパークでは、これらの問題を解消するため、駐車場事業のノウハウを元に、運営コストが抑えられる無人管理方式で、かつ土地を有効活用できるコンパクト型駐輪場システムを、株式会社マースウインテック(本社:長野県埴科郡、代表取締役社長:清水正行)と共同で開発いたしました。
今回導入されたシステム
今回開発したのは、ICカード定期券の発行・更新から入出庫管理まで、無人で運営できるゲート式の駐輪場システムです。これにより、低コストでの機器設置、及び無人での低コスト運営が可能になり、従来月極め駐輪場としては運営が成り立たなかったケースでも、展開することが可能となりました。 第1号事業地として、試験運用を兼ねて神奈川県横浜市の「三井のリパーク」JR中山駅前駐輪場(81台)に導入したところ、3日間で月極め部分が満車になりました。ICカードによる非接触型の入出方式や、24時間利用可能である点などの利便性に関して、大変好評をいただいております。
「三井のリパーク」は、2003年に駐輪場事業を開始し、これまで時間貸し駐輪場を中心に全国で52,206台(2016年6月末時点)を展開しています。これまでも「社会インフラ」としての機能にこだわり、遊休地の活用と駐輪スペースの創出による、地域に貢献できる駐輪場を全国各地に導入してまいりました。
三井不動産リアルティは、今後も駐車場・駐輪場を通じた社会貢献、地域貢献に努めてまいります。
第1号事業地概要
事業地名 | 「三井のリパーク」JR中山駅前駐輪場 |
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所在地 | 神奈川県横浜市緑区台村町273 |
近接駅 | JR横浜線「中山」駅南口から徒歩1分 |
開設日 | 2016年6月28日 |
台数 | 81台 |
利用料金 | 月極め1カ月 (2016年7月14日時点)
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本件に関するお問い合わせ
三井不動産リアルティ株式会社
企画部広報グループ
TEL:03(6758)4062