主要7カ国環境大臣会合を前に、環境配慮・地域貢献型駐車場が完成
「三井のリパーク」モデル事業地を富山駅前に開設
~廃プラスチック車止めを全国初採用!コケ緑化パネル、ソーラーLED街路灯などを配備~
2016年5月10日
三井不動産リアルティ株式会社
三井不動産リアルティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山代裕彦)は、環境配慮・非常時対応・地域貢献型駐車場のモデル事業地として「三井のリパーク」富山駅前駐車場を5月14日(土)に開設することを発表します。
「三井のリパーク」は、「安心・安全」「先進性」「環境配慮」「災害支援」の4つのキーワードを軸とした駐車場づくりをすすめており、環境配慮型や非常時対応型、地域貢献型など、「社会インフラ」としての機能にこだわった駐車場を全国各地に導入してまいりました。今回、環境モデル都市・富山市が推進する、地球温暖化の主原因である温室効果ガス排出抑制対策並びに低炭素社会への転換に関する取り組みに賛同し、富山市の玄関口ともいえる富山駅前に「三井のリパーク」モデル事業地を開設することといたしました。
本事業地では、全国の「三井のリパーク」駐車場で初めて“廃プラスチック”を使用した「車止め」を採用しました。使用されなくなった“廃プラスチック”や“廃ゴム”をリサイクルし、駐車場の「車止め」として再活用することで再資源化に貢献します。耐久性にも優れ、「車止め」に付設された大型反射板により、夜間の視認性も向上させました。
その他、コケによる緑化により、大気中のCO2、汚染物質を吸収し、夏場には、都市部で問題となるヒートアイランド現象の緩和に貢献する「コケ緑化パネル」や、災害時や停電時にも機能する「ソーラーLED街路灯」、AED(自動体外式除細動器)電気自動車充電器など、駐車場の利用者のみならず地域の皆様にも活用いただける様々な仕組みを採り入れた新しいスタイルの駐車場が誕生しました。
導入設備概要
環境配慮
廃プラスチック車止め (初導入) |
使用されなくなった“廃プラスチック”や“廃ゴム”をリサイクルし、駐車場の「車止め」として再活用することで再資源化に貢献します。重量も4.5kgとコンクリートブロック型と比較して軽量にも関わらず耐久性にも優れ、「車止め」に付設された大型反射板により、夜間の視認性も向上させています。(サイズ 556 mm× 158 mm × 110mm) |
---|---|
コケ緑化パネル | 大気中のCO2の吸収・蓄積効果が高く、汚染物質も吸収し、さらに大気の乾燥に対して体内の水分を蒸散し、微気象※の緩和に有効である“コケ”を使用したパネルを設置し、街に緑を増やし潤いをもたらします。コケ緑化により、地球温暖化の緩和に貢献するとともに、夏場には都市部で問題となるヒートアイランド現象の緩和にも効果を発揮します。 |
ソーラーLED街路灯:1基 | 日照時にソ-ラーパネルで太陽光による発電を行い、蓄電された電力で夜間にLED照明を点灯、災害時や停電時にも機能します。また、停電時の非常用電源として、防水コンセント2口(最大120w)が用意されており、携帯電話の充電やラジオなどにも利用できます。 |
電気自動車充電器:1基 | 普通充電器(200V)のスタンドタイプ。電気自動車のほかプラグインハイブリッド車にも対応します。利用方法については、充電口にダイヤルロックを設置し、利用希望者は、コールセンターに連絡し、開錠方法を確認の上、利用できる体制を整えています。 |
AED(自動体外式除細動器):1基 | ソーラーLED 街路灯のキャビネットにAED(自動体外式除細動器)を設置しています。ソーラーLED内に温度管理可能なボックスを備えることにより屋外設置が可能となりました。 |
- 微気象:地表面から2メートルくらいまで、あるいは100メートルくらいまでの大気現象。(出典:デジタル大辞泉)
先進性
パイロン型P看板(デジタルサイネージ付):1基 | 入口に設置するP型看板に、デジタルサイネージパネルを搭載しました。環境保全に関する情報や当社の取り組みについて紹介していく予定です。 |
---|
事業地概要
事業地名 | 「三井のリパーク」富山駅前 |
---|---|
所在地 | 富山県富山市新富町1丁目1番10号 |
面積 | 約1,215m2 |
開設日 | 2016年5月14日(土) |
台数 | 時間貸:39台 月極:7台 |
利用料金 | <通常料金> 00:00~24:00(オールタイム)20分100円 <最大料金> 入庫後12時間以内900円
|
本件に関するお問い合わせ
三井不動産リアルティ株式会社
企画部広報グループ
TEL:03(6758)4062