社長
インタビュー
- UMEMITSU NOBUYUKI
梅光 伸行 - 代表取締役 社長
三井不動産リアルティ札幌の今、そしてこれからの未来について、
代表取締役社長の梅光伸行に聞きました。
新幹線延伸や冬季五輪招致などでさらなる注目を集める札幌都市圏。
不動産ビジネスにおいても、まだまだ伸びしろがあると感じています。
2030年度末に予定されている北海道新幹線の延伸開業や、同時期の2030年開催となる冬季五輪の招致計画など、札幌には将来のまちづくりに期待感を抱かせる話題のトピックが多くあります。都心部エリアをはじめとして再開発も一層活発となっていますし、今後ますます伸びていく可能性に満ちた街なのではないでしょうか。
不動産のマーケットに関しては、結果としてコロナ禍による影響は限定的なもので、取引が減ったり、価格が下落したりといったことはありませんでした。必ずしも価格が上昇し続けることが良いことだとは思いませんが、札幌都市圏の不動産価格は引き続き上昇傾向にあります。豊かな将来性のある札幌の街とともに、当社のビジネスもさらに成長していきたいと考えています。
札幌の皆様に愛され、末長く選んでいただけるような存在に。
私たちは、これからもそんな会社であり続けたいと願っています。
地域に根ざした地元企業として、札幌にお住まいの方々に愛され、いつまでも選ばれ続ける存在でありたいと考えています。当社グループは全国で不動産仲介取扱件数36年連続No.1を継続中ですが、それはあくまでも結果としての話。主役は目の前にいらっしゃる札幌にお住いの、札幌で働くお客様です。一番大切にしたいのはそのお客様お一人おひとりに真摯に向き合う姿勢です。
当社は、具体的なモノをご提供しているのではなく、サービスをご提供して対価を頂戴しています。「モノ」であれば技術力を高めて、新商品の開発によって他社との違いを生み出すことができます。一方で、人が人へご提供する「カタチのないサービス」は、他社との差別化が難しい分、社員それぞれが持つ人間力が何よりも重要であると考えています。お客様から「この人なら安心して任せられる」とおっしゃっていただけること、そしてそれを積み重ねていくことが、お客様に末長く選ばれ続ける存在となるために欠かせない要素だと考えています。
チームの中で責任感を持ち、自立して行動できる。一つのことに熱中できる。
そんな人と一緒にお仕事ができれば嬉しいですね。
当社は不動産流通の業界では珍しいのですが、「ユニット制」というチームで仕事をする制度を導入しています。新入社員の方々にとっては、チームメンバーとなる先輩社員から様々なアドバイスを受けられるというメリットがあります。しかし、そこに頼りきりになってほしくはないのです。それぞれが自ら能動的に学ぶという意識を持つことができれば、チーム全体が強くなっていくはずです。
当社は不動産に関わる様々な事業を展開していますが、社員一人が担当するのはその中の一つの事業です。一つの仕事を徹底的に極めることで、スキルが定着し、自分自身が目指したいキャリアも見えてきます。そして、異なる事業に携わる社員同士のコミュニケーションのなかで常に刺激を受けることによって、事業も社員も成長し続けることができます。個性あふれる皆さんとの新たな出会いを、私自身も非常に楽しみにしています。