買う方 不動産を購入するときの税金
2.贈与税 
「お買いになった資産の買入価額などについてのお尋ね」
土地を購入したり、建物を新築した人に税務署から「お尋ね」が送られてくることがあります。
税務署は登記簿の記載内容の変更や不動産会社・不動産仲介会社・建築会社からの資料等を参考に「お尋ね」を送っているようです。
「お尋ね」により次のような点をチェックしていると思われますので、細心の注意を払って持分を決定し登記を行ってください。
①明らかに共有持分が間違っていないか。
②過去の所得に比べ、手持ちの預金が多すぎないか。
③親子・兄弟間など親族間の借入が贈与に該当しないか。
④贈与税の申告の必要がないか。
⑤他の資産の売却代金の充当が適切に行われているか。



ZEH水準省エネ等住宅
床面積要件 | |
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登記簿面積 | 50㎡以上240㎡以下 |
ZEH水準省エネ等住宅の要件(以下のいずれかに該当すること) | |
新築住宅 |
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既存住宅増改築 |
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証明書などの種類(詳しくはこちら) | 証明対象の家屋 | ||
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A | 住宅性能証明書 |
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B | 建設住宅性能評価書の写し | ||
C | 住宅省エネルギー性能証明書 |
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D | 認定長期優良住宅 |
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a | 長期優良住宅建築等計画の(変更)認定通知書の写し | ||
b | 住宅用家屋証明書(写しも可)又は認定長期優良住宅建築証明書 | ||
E | 認定低炭素住宅 | ||
c | 低炭素建築物新築等計画の(変更)認定通知書の写し | ||
d | 住宅用家屋証明書(写しも可)又は認定低炭素住宅建築証明書 | ||
F | 増改築等工事証明書 |
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既存住宅売買瑕疵保険
既存住宅売買瑕疵保険は、中古住宅の検査と保証がセットになった保険制度です。住宅専門の保険会社(住宅瑕疵担保責任保険法人)が保険を引き受けます。既存住宅売買瑕疵保険に加入するためには、住宅の基本的な性能について、専門の建築士による検査に合格することが必要です。後日、売買された中古住宅に欠陥が見つかった場合でも、補修費用等の保険金が支払われます。
保険商品としては、下記の2つのタイプがあります。
1. 宅建業者販売タイプ(宅建業者が売主の場合)
宅建業者が、買主に対して負担する瑕疵担保責任を履行することによって生じる損害について保険金が支払われます。2. 個人間売買タイプ(一般の方が売主の場合)
第三者の検査機関が、個人間での売買の対象となる住宅の検査を行い、売買後に隠れた瑕疵が発見された場合には、その検査機関に補修費等の保険金が支払われます。
※本サイトは2024年(令和6年)1月1日に施行されている法令及び2024年(令和6年)2月2日に国会に提出された法案に基づき作成しており、今後変更される可能性があります。
監修
東京シティ税理士事務所